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地球は暴走温室効果の瀬戸際

地球は暴走温室効果の瀬戸際

言霊は情報そのもの


言霊は実体を持たないが情報を持っている。

昨日(9月30日)の続きです。自転車の個々の部品には実体としての部品と、実体を持たないが、それぞれの部品に分散されている、全体の情報がある。自転車の部品を、単に寄せ集めただけでは、自転車にならない。情報だけを寄せ集めても、自転車にはならない。実体としての部品と、その情報を有機的に組み立てた時、はじめて全体の性質を持つ情報が現れて、言霊が機能するのです。

これが言霊であり事象の本質です。言霊というのは情報そのものであり、実体を持たない、つまり物質ではない存在、即ち空なのですが、情報を持つ存在でもあるのです。これは明らかに東洋系の宗教が唱えて来た、という概念とは異なるものです。空では自転車の本質の性質を表す事は出来ても、対象となるものの本質そのものを表現する事はできません。空という概念では対象となるものの情報を表現する事は出来ないのではないでしょうか。私のいう言霊はすべて情報を持っております。宗教家は事象の本質は空であると言いますが、空であるとしても情報はつまり言霊は存在する事が出来るのです。

これまで東洋思想の研究者とか宗教家で空という概念を説明する事の困難さを感じなかった人は、空という概念が発見されて以来の歴史を通じても、おそらくは一人も存在しなかっただろうと思う。研究され尽くした感のある現在でさえ、空という一言を説明するのに一冊の本が必要になるというのは、私流の言い方をするなら、その概念そのものが間違っているか、不完全であるかの証明ではないのか、という事になるのです。私はもしそれが真理ならば誰にも分かる、はるかに分かりやすい明快な言葉で説明が可能であろうと信じているのです。

(話は変わりますが車椅子の天才物理学者ホーキング博士はブラックホール内での情報の振る舞いについて自説を撤回しブラックホール内で情報も消滅するのではなく情報は残るという結論に達したという事が報じられていた。これは宇宙誕生以前にも情報はつまり言霊は存在していたという解釈も出来る。)

東洋思想の研究者とか宗教家にとってこの事実は衝撃でしょう。それまで仏陀以来二千五百年もの間、信じられてきた真理とも言われる事がかならずしも真理とは言えない事が科学的にも明らかになりつつあるのではないでしょうか。


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